もう一人のあたし~鏡の世界~
すると今まで聴いたことない切ない感じの歌を聞いた…


なんて言うんだろ…気を緩めたら涙が出てきそう…


「…どうだった?ヘタクソだったでしょ」


「全く…最高だよまたあたしだけにたまには聴かせてよ」


「良いよ。亜美さんのためならいつでも歌うよ」


「慣れたら一緒に歌お?」

あたしはほとんど聞く側だけど、たまには誰かと合わせてみるのもいいかも知れない…


李久兎くんとなら大丈夫かも


「亜美~!李久兎くん~!」

「由美!どうしたの?」


「由美さんどうしたんですか?」


「ま…町田が!とんでもないことを…!」


「えぇ?!もしかして…あの計画って言ってたやつ?」


「だとしたら…まずいよ」

「「李久兎くん知ってるの?」」


「うん…実は…(略)」


< 22 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop