心霊スポット取材班

3人は中へと入った。


「なんだか‥本だらけだなぁ~」

光輝が 棚にぎっしり本が並んでいる。


「インターネットで調べた方が早くね?」


敏也がそう言うと、満が

「それだと、①番チームと一緒になるから…」

満が江川に言われた事を思い出した。


「そうだよな!これは対決なんだ!」

光輝はただ一人気合いが入っていた。


「仕方ない…ここで調べるか」


敏也は覚悟を決めたように棚を見渡して行った。

「しかし…ホコリが凄いね~」

満がそう言いながら、窓を開けた。


3人はお昼頃まで資料室で調べていたが、なかなか心霊関係の本が見当たらず、とりあえず昼ご飯を食べに外に出た。

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