「いいわけ」
入口で突っ立ったままのあたしに



『すみません』




後からかけられた苛立った声に「あ、ごめんなさい」と謝罪し、店に入った。




会計してるスーツ男はまだあたしには気付いてない。



ってか、目の腫れを隠すために目深に被ったキャップのおかげで、気づかれないで済むかもしれない。
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