「いいわけ」
「フンっ」大袈裟に鼻を鳴らし、コーヒーを啜った。



それ位、教えてくれてもいいじゃん。
都合悪くなるとすぐ威嚇してきやがる。むかつく…





「離れて座る意味もねぇだろ」




「あぁ?」



ムカつきの延長線上に吐き出した声は、喧嘩口調で。言ったすぐにまずったと思った。



「あぁ?」




「そうだね。離れて座る意味ないよね」
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