月影の剣
「何か罰ゲームでもしてたのですか?」

キスイは首を傾げる。

「いや、ルシ君が突然僕の頬を摘んだから、やり返しただけ。」

「そいつ、生意気なんだよ。俺のケーキはとるし、ツキヨだって、そいつのご機嫌とりにいそがしそうだし…」

ルシは、口の周りに牛乳のヒゲをつけたまま、ブツブツ言った。

「ふぅん、嫉妬か。ルシ君、子供みたいだね。あまり嫉妬深いと、月夜に嫌われるよ?」

「ツキヨは俺のだから、ツキヨが、俺を嫌う事は無いな」

(なんだ、この俺様発言…。自身が養ってるはずなのに)

「えーと、誰が誰のモノ…ですって?」

「ツキヨが、俺のモノ。」

堂々と言い切るルシの姿に、頭が痛くなってきた。

「ルシ君、余り強引にしても、ツキヨに嫌われるよ?」


「全くです。今の発言で、それほど無かったルシ(人間型)の好感度が、マイナスになりました。」


「そ、そんなはず有るわけない。今のは好感度がうなぎ登りになる所だ。」
< 37 / 37 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

泣かない理由
鵺琉/著

総文字数/8,651

恋愛(その他)47ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
依存型恋愛小説 青色の卵(坂木司著)に影響されまくってる話です (むしろその男女恋愛版?を目指してますが…) … ※軽い流血・残酷表現あり※ (苦手な方はご遠慮ください) 私は、泣かない…いや、泣けない。 本当は、泣き虫なのだ。 高校に合格した時も、嬉し涙がこぼれそうだったけど、我慢した。 日常的にも、傘を忘れて雷雨に合った時だって、雷雨に負けない位大泣きしそうだったけど我慢した。 そんな私の泣けない理由…とは?
water song(みずうた)
鵺琉/著

総文字数/67,945

ファンタジー147ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
街やオアシスの外は、砂漠や荒野が広がる世界での話。 目が覚めた“私”は、砂漠の真ん中で、記憶喪失…だった。 そんな“私”が綴る冒険物語。 ※軽い流血・残酷表現あり※ (苦手な方はご遠慮ください) 短編は本編を読んだ後でお読み下さい。 (ネタばれしまくりなので) ☆感想絶賛受付中☆ 誤字脱字などのご指摘も、 遠慮無くどうぞ( ・∀・)つ 現在読者様、18人! 読んでくれて有難う♪ 超亀更新でスミマセン…。
鉄壁魔王と勇者
鵺琉/著

総文字数/12,767

ファンタジー73ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
魔王は、鉄壁と呼ばれていた。 融通が効かない、頑固な魔王。 生まれた時から、沈着で冷静。 冷たい美貌は、常に無表情で。 眉一つ動かさず、職務を行う。 そんな魔王(女)の元に来た。 あらゆる意味での、勇者の彼。 太陽のような、勇者の笑顔は。 果たして、魔王の凍った心を。 溶かす事が、出来るのか? … ※軽い流血・残酷表現あり※ (苦手な方はご遠慮ください) また新しいお話を始めて仕舞いました… そして、最初は全く甘くないです…

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop