コネコのオウチ【短編】


ボクのおとーさん。


いつも家の外からボク達を見てる。


朝と夕方に来る。


茶色のトラネコ。



しましまが強そうでカッコイイんだ。


でも、お父さんに触った事は無い。


そして透明な板越しにお話する。



「おっきくなったな。
一緒にいられなくてもお前達が大好きだよ。」



そう優しく言う。





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