コネコのオウチ【短編】

あとがき

最後までお読み頂きありがとうございます。

このお話は、家にある日やって来た子猫ちゃんのお話です。

思い出が消えない様に、と
幸せになって欲しい、と
願いを込めて書きました。


公園までは想像
公園から家に来るまでは娘談
家に来てからは見たまま
新しいお家は、新しい飼い主様が報告して下さったお話から書かせて頂きました。


近状報告も丁寧にしていただけて、大事に育ててくれる様な家族の元へ送り出せてほっとしておりますが

やっぱり子猫ちゃんのいた毎日を思い出すと、切なくもなります。


でもそれはやっぱり人間の勝手。


あちこち行く猫ちゃんも、親から兄弟から放される猫ちゃんも 猫ちゃんが一番辛いですね。

まだ拾って貰った猫ちゃんは、ある意味ラッキーで
捨てられて風邪ひいたり、他の動物に襲われたり…なんて事も耳にします。

猫ちゃんだって生きてます。
人間と同じ様に命があります。

それを飼う人間は、拾ったり、里親になる人も、ちゃんと責任をもたなくてはいけないなとこの5ヵ月で改めて強く思いました。


捨てられる動物が居なくなるといいなと、祈るしか出来ないちっぽけな自分ですが…



2009年11月

弥生みとさ