イジワル王子とお姫様
ナツキくん怒るかと思いきや、笑ってるし
「お前、恐ろしく前向きだよな」
「前向きっていうかぁ。それは女同士の話でぇ…。可能性ないって考えるより、夢あるし…」
「夢ねぇ…」
ナツキくんは、笑いながらそう言って目を閉じると、ふあぁ…と大きく欠伸をした
「やべー…眠い」
「まだ時間あるし、ちょっと寝たら?」
「やだ」
「や…やだぁ?」
ナツキくん、私の前の座席に戻ってくると、靴を脱いで片足を自分の椅子に乗せる
立てた方の膝に顎を乗せ、首を傾けかわいくニッて笑うと私の携帯を手に持ちプラプラ揺らす
「お前、オレが寝たらこれで写メ撮るだろ?」
「お前、恐ろしく前向きだよな」
「前向きっていうかぁ。それは女同士の話でぇ…。可能性ないって考えるより、夢あるし…」
「夢ねぇ…」
ナツキくんは、笑いながらそう言って目を閉じると、ふあぁ…と大きく欠伸をした
「やべー…眠い」
「まだ時間あるし、ちょっと寝たら?」
「やだ」
「や…やだぁ?」
ナツキくん、私の前の座席に戻ってくると、靴を脱いで片足を自分の椅子に乗せる
立てた方の膝に顎を乗せ、首を傾けかわいくニッて笑うと私の携帯を手に持ちプラプラ揺らす
「お前、オレが寝たらこれで写メ撮るだろ?」