イジワル王子とお姫様
昨日の話…本気なのかな


でも、私、ナツキくんに利用されてるんだよね?


ナツキくん、お母さんを見て微笑んでるしっ!


サギだよっ!私には意地悪なのに、人によって、人格使い分けるんだ?






「桃ちゃんもやっと用意できたみたいだし、走りに行きますかぁ?」


銃士くんがソファでグンと伸びをして、そのまま杏の肩を組む


「行こ行こ~」


二人、もう付き合ってるのかな?


昨日より更に仲良くなってるし…


そんな二人をじっと見てると、ナツキくんが近くまで来て私の肩をポンと叩く


「行くぞ」
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