平凡彼女はシンデレラⅡ
「奏愛はモデルしたくないんだろ。」
「うん。どうせあたしに出来る訳ないし、興味もない。」
あたしがみーちゃんや祥也みたいに出来る訳ないじゃん。
それはみんなわかってる事だし。
「ならいい。もう寝ろよ。」
「うん。」
こんなにパパが話してくれるようになったのはあの日からかな。
去年のあたしの誕生日。
あたしは今まで何度もどうして生まれて来たのだろうと思った。
「もう寝よ…。」
今日はやたら疲れたなぁ。
初めてだよスカウトなんて。
芸能人嫌いのあたしが芸能界に入れる訳ないじゃん。