天国に近い場所
そんなことを全く知らない健太郎くん。


すやすやと寝ている顔が、どこか切なく見えた…

腕には私と龍美がプレゼントした時計をつけている。





「俺、タバコ吸ってくる…」


龍美はそう言い、ベランダへ出て行ってしまった…







「健太郎くん…」


ずっと我慢していた涙が、流れるように一気に溢れ出す…




「健太郎…」

「健…太郎」






あと3分‥





2分‥














1分…………



















ス‥‥




健太郎くんは私に抱き抱えながら、消えていった……
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