天国に近い場所
龍美は、少し強引に私の体を触る…





「・・・・」

「志乃。俺の体に傷をつけろ」





え…


「傷?」

「一生消えないくらいの傷をつけたって構わない。俺はお前のもんだって印しを付けろ…」



龍美は私の手を取り、背中に手を回す‥





「ほら‥爪を立てろ!」

「そんなの…やだよっ」

「やれ!」

「やだ!出来ないよ…」





「志乃。頼むよ…」
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