天国に近い場所
私は龍美に焦らされながら、龍美の左胸の傷跡に『ごめんなさい』って言っているかのように、何度もキスをした………


すると龍美は、

『気にすんな』って言うように私に何度もキスしてくれた………




そして…久しぶりに私たちは抱き合った。

龍美に抱かれながら、ちらちら見える龍美の胸の傷跡に‥涙が溢れた。



龍美は私の心に刺さったトゲを抜くように‥

私を包み込んでくれた……





今日の龍美はすごく優しくて‥

優し過ぎて‥



怖いくらいだった…



龍美‥ありがとう‥

ごめんなさい……
< 695 / 787 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop