天国に近い場所
「いいんだよ。これはお前を守った印なんだから………」


龍美が私の頭を撫でる。



「逆に俺はラッキーだって思ってんだよ。お前を守った印が俺の体に残ったんだから……」






「だから安心しろ。俺は一生お前のモンだし‥お前も一生俺のモンだから……」



!!





「な?だからもう泣くな」


龍美が私の顔を手で持ち上げる。




「俺はお前のそんな顔が見たくて‥お前を守ったわけじゃねぇんだだから…」



・・・・。


龍美は私の涙を拭くように舐め、そのままベットに押し倒した。
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