聖夜の約束
「夏姫さん 好きだ」



キスの合間に甘い声で攻められ夏姫の頭はぼうっとなっていく。



レイは夏姫の額、頬、鼻、目蓋、あらゆる所にキスを落とした。


「も、もう、やめて・・・」



甘い吐息が重なるたびに力が抜けていく。



夏姫はレイの胸に手を置いてやっと押しやった。


夏姫の力にレイは簡単に押され、キスが止まった。



「おやすみ 夏姫さん」



レイは自分の寝床に戻って行った。


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