ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
机には青色の板に名前が彫られた名札が置いてあった。
あたしは鹿波だから、前のほうかな。
「…あった」
席は一番左の列で、さすが出席番号5番と言ったところだろうか。
一番後ろ☆☆
心の中でガッツポーズをして、
まだこりずにいちゃつく2人を横目に、席に座った。
そういえば。
つーちゃんに挨拶してないな……
しかも何気に初対面だったし?
うーん。
「沙南~!!」
悩んでいると、玲奈があたしを呼んだ