ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~



あたしたちの元に来ていちゃつき始める2人。


「うざい…」


なんかイライラする。


でも少し、うらやましくもある。


あたしも愛村とそんなことできたらいいな、なんて……


何考えてるの!?



かああぁぁとまた赤面するのを隠すために静かに自分の席へとつく。





さっきと同じように、机にうつぶせになる。



するとほんのり香る愛村の匂い。


そっか。忘れてたけどこれ、愛村のカーディガンじゃん。




左に移るきれいな空を眺めていると、優しく吹く風。



「お母さん……」



誰にも聞こえない声で、そっとつぶやく。



沙南はいつになったら、

この寂しさから解放されますか…?








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