Full Moon ー祈りー
なかなか言わないので
テントに帰ることにした。

『待ってよ-ッ』

後ろからブライトが追いかけてくる。

『はやく。言うのだ。』
『‥』

黙った‥。帰ろ。


こんなことを繰り返して
結局テントに着いてしまった。

テントに入り、しばらく待ってからブライトは口を開いた。


『‥‥あの‥‥
ヤバイ‥んだけど‥。』

私は最初意味がわからなかった。

『へ?』

フロストは私の耳に消えそうな位
小さな声で言った。


〈使ぇなぃョ‥重ぃし‥〉


『あ‥持ち上げられんのか?』

そう問うと
ゆっくりと小さく頷いた。

『じゃぁ‥今は攻撃的な魔法に力を入れて、
新しく軽い刀を買ったらまた頑張ればいい。』


私達はテントの寝袋に入りこんだ。



『明日も頑張ろう。』

『うん。おやすみね』









私達はそのままテントの中で眠りについた。



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