永久色-TOWAIRO-



「アヤって女を知ってるか?」


「───!!」



どうせ記憶喪失なんだ。
記憶を取り戻すカギにもなるだろう。





それにこの反応……。
なにか知っているはずだ。











「し、知りませんわ。」



「あっそう。」
















ま、結果はなんとなくわかってたけどな。








指輪を布団の中でギュッと包んだ。









────俺に知られたくない、人物。





絶対に見つけ出してやるからな。





































─────アヤ。


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