ガラスの靴
大学の図書館の窓から、
笑って他の同級生と
過ごしている楓が見えた。



目があった気がしたので、
私は楓に手を振り、
彼女に背中を向け、
窓際から去った。



大丈夫…そう言い聞かせながら、
彼女とは別の道を歩き始めた。
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