ガラスの靴
「だって、あんなに仲良かったのにおかしいだろ?
せめて 近くの大学に、行くとかさ……」



うるさい! 



うるさい! 



「このことは、私と愛美の問題だから!!」



だから、入り込んでこないでって伝えたかったのに……そんなこと言えない。



「でも、俺はお前が心配なんだよ!」



そんな心の訴えは、真には通じなかった。
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