ブラッディ アリス
……意味が…わからない……
でも…敵がいるのは本当…
…しかも…自分の命と…
…一族の血を賭けて…
「…私が勝てば、相手の血が滅びるの?」
アリスは『ハートのクイーン』をテーブルに置き、その上に『スペードのエース』を置く。
「…そうよ…。このアベル家の血を継いでいるのが、あなただけのように……クイーンの息子しか、もう血を継いでいる者はいない…」
淡々と説明を続けるリナリア。
そんなリナリアの目をじっと見つめるアリス…。
「…お互い、今がチャンスなのよ。相手を滅ぼすには。……あっちはもう数年前から動き始めてる…」
「……え…?」
「でも、あなたが動くのは『兎』に出逢ってからよ…。それまでは退屈でしょうけど…信じて…待っていて…」