恋した悪魔は照れ屋さん
近づく距離
昼まで本を読んで時間をつぶしているとルウェがやってきた。

コンコン

「はい」

ガチャ

「奈々。花は好きか?//」

「うんっ♪どうして?」

「いや・・その・・・一緒に見に行こうと思って///」

「本当!?ありがとうーー!!」

奈々は目を輝かせてルウェにダイブした。

「奈々っ///あんまし近づくなぁっ///」

そういうと奈々は上目遣いで潤んだ目をしていた。

きゅ~~ん

捨てられた子犬だ。

その目は明らかに寂しいといった目だった。

(あぁもう!かわいいな///)

「いこうっ」

「うんっ♪」

2人は部屋をでて花畑に向かった。

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