ひと夏の思い出
「さすがに最後まではしないと思ったけどさ。」
上田さんは半ば諦め気味
と言った感じだろうか。



「どうする?秋ちゃん。
あんなこと言われてるけど…。」
林田さんは今までに無いぐらい
色っぽい目と声で私に話しかける。

「私は良いですけど…。
林田さん彼女に怒られないんですか?」


その一言で私から離れた。


「やっべぇ。そう、そうだよ!
俺彼女居るんだよ!
秋ちゃんには中途半端になって悪いけど…。」


「いえ。」
私は笑顔で返してボタンを留め始めた。


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