恋心
放課後、美由紀さんの教室がある4階に恐る恐る行った

3年生の階に来たのは初めてだった。まだ何人か生徒が残ってたが美由紀さんは私を見つけると

「安西さん、ちょっと待ってて~」

と声をかけてくれた。私は廊下の窓から見える景色を眺めてた

1階上ってだけで見晴らしが全然違うんだなぁ~なんて思いながら

そんな私に

「安西ちゃん、今日だけだよ~うちのマネージャー貸すのは」

そう言って頭をポンポンと叩いたのはルパンだった。それにキャプテンと副キャプテンもいた

私は慌てて頭をペコリと下げ

「すみません、なるだけ早く終わらしますので」

と答えた。3人は笑って

「いいよ、いいよ。今日は翠ちゃんをたっぷり使うから!」

そう言ってくれた。そして3人は体育館に向かった

私は3人に『頑張ってください』と言って美由紀さんが手招きする方に向かった


美由紀さんは私にジュースを差し出して前の席に座よう言った。私は言われるがままに座った

美由紀さんはさっき私が送ったメールを読み返してた。私は黙って下を向き何か言ってくれるのを待った
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