不真面目な先生が好き。
すれ違う日々。



「麻美?どうしたの?暗い顔して…悩みでもあるの?」



「ありがとう…奈央っ、私…先生と、別れた…。」




「えっ!!?何で?ケンカでもしたの?」



「うぅん…私からだから…。」



「麻美からなの?じゃあ何でそんな暗い顔してんの?」






私は志野先生に呼ばれた日、先生と別れろって言われた事。


俺と付き合えって言われた事。



全て、奈央に話した。




「麻美…麻美は、それでいいの?」


「え?」


「麻美は、それで後悔しない?」


「私ね?卒業したら、先生に告白するの。先生待っててくれるって、言ったから。」


「麻美に考えがあるなら、何も言わないよ。」



「ありがとう奈央。」



「志野先生の事も、私に何でも相談して?」





頼りになる奈央。



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