愛 love 優
河川敷は 寒かった。。。

いつも 電気毛布ぶとんに くるまっていたから 凍えそうだった。。。

あんた 何言ってるの。。。

冬は 寒くて 当たり前なんだよ。。。甘ったれたこと 言わないでよ。。。

私は 寒さを我慢した。。。

そして ちょっと あっちいって。。。と言われ 言われるまま 向こう側に言った。。。

姉は 急にかばんから カメラを取り出して 私を撮影し始めた。。。

あんた もう死んじゃうかと 思って 最後の姿 写真にとっておこうと思って。。。と。

なんという考えだ?
妹が こんなに苦しんでいるのに 冷静に写真とらせて。。。と
今 考えると それは 姉の優しさだったんだと思える。。。

優しい言葉はかけられないけれど 人と違った形で 私に元気になってという メッセ―ジが 隠されていたんだなぁ。。。と。
その時は 気づかなかった。。。
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