もっと、満たして【完】
「綾が悪い」

「何がよ…」

「普段と別人じゃねーか」

「…………」

「啼く声、可愛すぎなんだけど…」

「……知らないわよ!」

「なぁ……?」

「……ん?」

「終わってから、1時間も経ってないよな?」

「…30分も経ってないんじゃない?」



「もう、準備整いそうなんだけど…」

「……!?」

「今度はベッドで、啼かしてやるから」

「……さっきより?」


「あれは準備運動」

「その割には、息上がってたけど」

「……うるせーよ」



そして始まる第二ラウンド


お姫様抱っこされた悠の腕の中

心の中でそっと呟く




もっと、満たして…





fin.


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