+†ヴァンパイアと紅いアザ†+

何のために

      【水樹side】







ダンッ――――。






突然、顔の近くの壁に拳がぶつかった。









その衝撃で私は夢から現実に引き戻されると、






瞼を少しずつ開けた。








すると目の前には黒と赤のマントが揺れていて、







そこで初めて自分の頬が濡れているのに気づいた。







< 124 / 334 >

この作品をシェア

pagetop