+†ヴァンパイアと紅いアザ†+







「水樹、治療しにくい」






シャオランさんが眉をひそめてこちらを向いていた。







「あっ、シャオランさん!」







私は顔が赤くなるのがわかった。






レオンは少し哀しそうな顔をしたけど、私は気づかないふりをしてレオンから離れた。









「シャオラン、さん付けナシ……な」







シャオラン……は、謝るように言った。








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