ムカつくあなたは好きな人★
「ねぇねぇ、結稀って呼んで良い??」
「もちろんだよ!」
「ありがと!うちは桃って呼んで!皆うちの事桃って呼ぶからさ!」
「うん、わかった!えっと…」
私は、穂高美紅サンをなんて呼べば良いのかわからなくて目配せをすると、それに気付いたのか…
「あたしは美紅で良いよ。あたしも結稀って呼ぶからさ」
って言ってくれた。
「桃、美紅、2人共ありがとう!」
って言った。
そしたら、
「あたし達、お礼言われるような事してないよ?」
って言ってくれて、本当に嬉しかった。
その時、丁度チャイムが鳴って桃も美紅も席についた。
ホームルームで自己紹介をして、長い入学式が始まる5分前…私は美紅と桃にトイレと言って、体育館へと並ぶ列から抜け出して屋上へ向かった。
入学式が長くて嫌だから、屋上で寝たい
なんて軽い気持ちで行ったのに、この行動が私の高校生活を大きく変えるだなんて、この時はそんな事考えもしなかったんだ。
「もちろんだよ!」
「ありがと!うちは桃って呼んで!皆うちの事桃って呼ぶからさ!」
「うん、わかった!えっと…」
私は、穂高美紅サンをなんて呼べば良いのかわからなくて目配せをすると、それに気付いたのか…
「あたしは美紅で良いよ。あたしも結稀って呼ぶからさ」
って言ってくれた。
「桃、美紅、2人共ありがとう!」
って言った。
そしたら、
「あたし達、お礼言われるような事してないよ?」
って言ってくれて、本当に嬉しかった。
その時、丁度チャイムが鳴って桃も美紅も席についた。
ホームルームで自己紹介をして、長い入学式が始まる5分前…私は美紅と桃にトイレと言って、体育館へと並ぶ列から抜け出して屋上へ向かった。
入学式が長くて嫌だから、屋上で寝たい
なんて軽い気持ちで行ったのに、この行動が私の高校生活を大きく変えるだなんて、この時はそんな事考えもしなかったんだ。