ファウンティンに捧ぐ歌
えっ? 何処から?

微かに聞こえる……あのメロディー。

夢の中で聞いた、あの歌。



音を辿ると、どんどん自分のクラスの教室に近付く。

やっぱり、自分のクラス。



私は開いていた教室のドアから、恐る恐る中を覗いた。



そこには雨が降っている外を見ながら、歌を口ずさむ人が1人だけ残っていた。

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