ファウンティンに捧ぐ歌
「そして、何か別の夢を見た?」

従利は察して、そう訊いてきた。



「ほんのワンシーンだけどね」

私はそう答えた。



「夢の中で眠りから目が覚めたら、同い年のフォロアーって女の子が、私の身の回りの世話をしてくれていた」



従利はその言葉に、ちょっと切なそうな表情をした。



「外からあの歌声がして、外へ行くと……泉の所にソルジャーが居たの」

多分、詳しくどんな場所か説明しなくても、従利は分かっているんだと思う。

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