オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】
みんなが思い思いのアトラクションや施設目指して去った後、マモル君は決まり悪そうに後ろ頭を掻きながらあたしに話しかけてきた。
「あぶれ者だけど、こんなオレでもいいかな、渚さん?」
マモル君は以前チカと話した時に聞いて知っているのか、あたしから50cmの距離を取ってくれていた。
ほんのちょっとした気遣いだけど、あたしにはなんだか嬉しい。
「博君も一緒ですけど、いいですか?」
「ああ、それなら全然平気だよ。オレ、実家の病院でよく小児病棟の子たちと遊んでるから、子どもは好きだしさ。
これでもなかなか相手するの上手いんだよ」
そう言ったマモル君は博君の前にしゃがんで目線を合わせ、にっこり笑ってくれた。
「はじめまして。博君だったよね。オレ、田島透……仲間からはマモルって呼ばれてんだ。よろしくな!」
マモル君がそういって帽子を被った博君の頭をポンポンと叩くと、少し硬かった博君の表情が和らいで元気よく挨拶を返したからホッとした。
「さあて博君、どこか行きたい所はないかい?どんどん言っていいんだから遠慮するなよ」
「あぶれ者だけど、こんなオレでもいいかな、渚さん?」
マモル君は以前チカと話した時に聞いて知っているのか、あたしから50cmの距離を取ってくれていた。
ほんのちょっとした気遣いだけど、あたしにはなんだか嬉しい。
「博君も一緒ですけど、いいですか?」
「ああ、それなら全然平気だよ。オレ、実家の病院でよく小児病棟の子たちと遊んでるから、子どもは好きだしさ。
これでもなかなか相手するの上手いんだよ」
そう言ったマモル君は博君の前にしゃがんで目線を合わせ、にっこり笑ってくれた。
「はじめまして。博君だったよね。オレ、田島透……仲間からはマモルって呼ばれてんだ。よろしくな!」
マモル君がそういって帽子を被った博君の頭をポンポンと叩くと、少し硬かった博君の表情が和らいで元気よく挨拶を返したからホッとした。
「さあて博君、どこか行きたい所はないかい?どんどん言っていいんだから遠慮するなよ」