オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】
「ありがとう。何ともないから。
それよりも、2人ともどうしてこんな夜中に警察署に来たの?」
まさか……悪い事でじゃないよね?
あたしはそこまで言えなくて、怖くて浴衣を握りしめた。
「ああ、それなら……」
「こいつに教える必要は一切ない。
余計なコトを詮索する暇があるなら、四字熟語の一つでも覚えておけ、絹豆腐アタマ」
マモル君があたしに教えてくれようと口を開いたけど。
ナギが鋭い声でぴしゃりと遮った。
そういえば、思い出しましたよ。
コイツ、博君を使ってあたしの頭に豆腐を投げつけてくれやがりましたよね!?
あたしがその事で抗議すると。
「そういえば、おまえ何でまだ生きてるんだ?
バカは死ななきゃ治らないと言うが、流石にしぶといな。ゴキブリ並みの生命力だ」
なんてナギは涼しい顔でさらりと言ってくれましたから。
ホテルへ戻るタクシーの中で、あたしの怒鳴り声とナギの毒舌が炸裂したのは言うまでもないけど。
せっかく心配したのに……何なのよ!
ナギのバカ!!
それよりも、2人ともどうしてこんな夜中に警察署に来たの?」
まさか……悪い事でじゃないよね?
あたしはそこまで言えなくて、怖くて浴衣を握りしめた。
「ああ、それなら……」
「こいつに教える必要は一切ない。
余計なコトを詮索する暇があるなら、四字熟語の一つでも覚えておけ、絹豆腐アタマ」
マモル君があたしに教えてくれようと口を開いたけど。
ナギが鋭い声でぴしゃりと遮った。
そういえば、思い出しましたよ。
コイツ、博君を使ってあたしの頭に豆腐を投げつけてくれやがりましたよね!?
あたしがその事で抗議すると。
「そういえば、おまえ何でまだ生きてるんだ?
バカは死ななきゃ治らないと言うが、流石にしぶといな。ゴキブリ並みの生命力だ」
なんてナギは涼しい顔でさらりと言ってくれましたから。
ホテルへ戻るタクシーの中で、あたしの怒鳴り声とナギの毒舌が炸裂したのは言うまでもないけど。
せっかく心配したのに……何なのよ!
ナギのバカ!!