彼と私の言えない秘密
「え、遠距離?じゃ、なおさら燃える〜きっと愛羅ちゃんは毎日寂しくて、泣いているに違いない!俺が慰めてやる」


「だからやめとけって…」


コイツには効果なしか?


「放課後、一緒に帰ろうぜ」


俺は返事をしなかった


HRを知らせるチャイムに救われた


またしても愛羅に魔の手が!


勘弁してくれよ…


休み時間の度に白川が俺の机にやってくる


あぁ〜ウゼ…


何とかしねぇとな


そんな時、俺に救いの声が聞こえた


この声の主がまさか俺に真実を悟らせるとは…この時の俺は全く気付いていなかったんだ…


あの人の正体に…




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