彼と私の言えない秘密
以前、愛羅と生徒会長のデートの後をつけて、凄くハラハラドキドキした俺は、コイツが後をつけるような気がした


後をつけられたら困るよな


俺はもう1度白川に念を押した


「いいか!愛羅に二度と近付くなよ!これが街中じゃなかったら、今頃、お前…ボコボコだぞ」


「ああ…そうかよ…4人で仲良くしてください!ホテルなんてトコ、入っちゃダメですよ?(笑)」


俺は気がついたら、ムカつく口調の白川の胸ぐらを掴んでいた


「和真…やめとけ…」


そうだ…ココはデパート…


人通りはまあまあ


警察沙汰にはなりたくねえし


「チッ…命拾いしたな」





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