彼と私の言えない秘密
「始めっから出せば良かったのにね〜」


生徒会長は私の腕から手を放した


この隙に逃げようと入り口を見ると、さっきの男子が立っている


走って逃げれる?


きっと捕まる


観念するしかないのかな…


私は制服のポケットから携帯を取り出して、生徒会長に渡した


もう…誤魔化せないよ


プチ…


「これでよし」


携帯はすぐに返された


「な、何をしたんですか?」


あまり弄ってないような…


「電源切ったんだよ!邪魔が入らねえようにな(笑)長谷川、お前裏門のところで見張っとけ」





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