彼と私の言えない秘密
そう言うと、生徒会長は私の腕を掴んで、片手で体育倉庫のドアを閉めた


「え…ヤダ…」


真っ暗な中にこの生徒会長と二人だなんて…


「俺…知ってんだよね〜お前等の秘密…」


生徒会長は電気も付けず、私の顔の横に顔を近付けた


「秘密なんて…」


「ないのかな?秘密…」


生徒会長は低い声で私の耳元で囁く


「ありません」


私は負けないんだ…


和真に迷惑はかけられない


「あっそ…じゃ、ヤッちまうか」





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