高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポチと迎える新年
お正月は、集まろうと
連絡が来たけど
ポチが、


「最後の二人だけの
正月だから、こっちにいる。」


と言い張って
私たちは大みそかの買い物に行った。


あんまり目立たないように
少し気持ち
離れて歩いていると
ポチが振り向いて
私の歩幅に合わせるから


「いいんだって、先歩いて。
誰が見てるのかわかんないし。」



「え?なんで?
いいじゃん、ほかのカップルと
同じだよ。
もう堂々として行こう。」


ポチが私の手をとって
にっこり微笑んだ。


うれしいけど
誰かに見られてるんじゃないかって
気が気じゃない・・・・
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