高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポチside 1
「あけましておめでと」

そう挨拶した俺とくみちゃん


幸せな元旦
神社にて安産のお参りをすます。

くみちゃんは
「いろんな人に会うから
やめたほうがいいんじゃない。」

心配をしている。


だけど俺は、くみちゃんが
自分の存在を隠すのが耐えられない。

「悪いことしてんじゃないよ。」

そう言って
神宮に連れだした。



知ってる顔は結構いたけど
俺は気付かない顔をした。


くみちゃんが困っているから。


この前渡辺と睦美と
会った時も

「年上ってわかるんだ。」

傷ついていた。
俺にとってはどうでもいいことだけど。
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