高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
睦美の母親は看護師で
父親は単身赴任だった。


だから学校が終わると
親のいない家にあがりこんで
睦美を抱いていた
中学校のころ・・・・・



俺は、昔合言葉にしていた
インターフォンの音を
何度か鳴らしてみた


「これで出なかったら帰ろう」


と思っていたら
玄関に人の気配がした。


「睦美?
俺、健太郎だけど・・・・」



カギのまわす音がして
ドアが開いた。


顔色の悪い
睦美が俺を見つめていた。


「睦美・・・
大丈夫か?」


睦美は俺の手をひいて
玄関に引き入れカギをした。
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