高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
携帯を頻繁に確認した。



時計を何百回も見た。

校長の話を邪魔しに行きたい……


とにかく
落ち着かない。


HRも抜け出したい


先生・・・もう勘弁してくれよ


「大島、お前ずいぶん
落ち着きないな。なんか心配ごとか?」



「はい。」



「どうした?」



「実は・・・
子供がもうすぐ生まれ・・・・」
あっさり言ってしまった。



「お!!健太んちのポチ
子供生れんのか?
俺、欲しい!!」
渡辺が気転をきかせてくれた。



マズった・・・・・
俺としたことが・・・・・


渡辺が拳を出していた。


助かった・・・・・
俺はもう生れるまで
落ちつきは戻らない・・・・・
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