汚れた街の汚れなき天使



その為に出来ること……。




が、電話しかないのは非常に悲しいけど。




「海人〜メシ行くか??」


「今日はちょっと!すみません」


「何か最近付き合い悪いなぁ……ま、いいや。またな」



やけにあっさりした伊藤先輩を不審に思いつつも、そんな事に構っていられない俺は屋上へダッシュする!!



はぁはぁと上がってしまった息を整えてから電話を手にして……だって、もし息の荒いまま電話をかけたとしたらヤリたい盛りの変態に間違えられるに決まってるし。



「お電話ありがとうございます。ナイトフェアリーです。」



「あの、予約をしたいのですが本日マリアさんは……」



「ご希望のお時間はございますか??」



???



これって……。



OKって事???



「夕方以降ならいつでもいいです!!」




電話を切ってもまだ夢をみているようだった。



あれはひょっとして幻だったのかな?なんて思ってたからさ。



給料日前だけど一番長いCコースにした。



キミといれる時間は60分。



考えるだけで胸が痛くて、緊張してきて……って俺高校生かよ?


自分で情けなくなるほど、顔が見たいんだ。


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