♪わがまま姫が恋を♪~中学生に一目惚れ~



ドリンクを持って来た女は俺を見るなり顔を真っ赤にさせいて。


「似合ってねぇな~。」


と、少しからかっただけなのに。


「好きで着てるんじゃ無いわよ!」

なんて叫んで逃げて行った。


なんだ?
あいつ!


しかしあの女を見た連れの、忠(ただし)がタイプ~なんて目を輝かせている。


そりゃ、確かに顔は可愛い。


でも、俺は性格重視であって…顔だけでは判断しない。


文化祭を出た俺達5人は、いつものコンビニへと向かった。


まさか、そのコンビニにまたあの女が来るなんて思ってもなくて。



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