桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
私は一体どうしてしまったんだろう
胸の奥が誰かに鷲掴みされてるように締め付けられていく。
とても不愉快だ
「そういえば、アンタ名前は?」
私は無意識に俯いていた顔を青年に向けると、青年のあのむかつくニヘラ顔がこちらを見つめていた。
「………なんでお前なんかに名を言わなければならない。」
「えぇ〜、だって"アンタ"じゃ寂しいじゃん!!」
ウザいぐらい声を張り上げて言う青年に私は「前を向け」と冷めた口調で言い払う。
青年は私の言葉に薄赤に染まる頬をぷくっと膨らませると、私の言った通りに前を向いた。
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