桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
「私がその龍神の神子!?ていうか、なぜお前が私の名を知ってる!?」
私は思わず立ち上がってそう言った時、姫様に無礼な言葉を吐いたことに気づき、口を噤む。
藤姫様は私の失態にクスッと笑うと、
「それはこの水晶であなたを見ていたからです。」
と言って後ろから透明な水晶を出した。
よく見ると、水晶の中でキラキラと輝きを放っていて、とても綺麗だ。
「だから朱麗より先にこちらに連れてくることができたのですよ。」
と藤姫様は言葉を付け足すと、キラキラと輝きそうなほどの爽やかな笑顔を私に向けた。
「だが、私が龍神の神子という証拠はあるのか?」
そうだ。
証拠がなかったら、私を龍神の神子だと言えない
いい質問をしたと思ったのも束の間、
「えぇ、証拠ならありますよ。」
とさらりと言われてしまった。
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