桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
深影が出て行った食堂の戸を見つめる私。
ったく、余計なことを・・・
「何があったの!?」
「いや・・ちょっとな」
私は音祢の質問に曖昧に答えとく。
このようになった経緯(イキサツ)を一から説明するのがめんどくさいからだ。
その後、私は音祢が持ってきてくれた蕎麦を食べた。
味は美味しかった。
それは認める。
だが、さっきまでの賑やかさが真夜中の森のような静寂に包まれ、食べ物がうまく喉を通らなかった。
あの変態野郎・・・(怒)
本当に余計なことをしてくれた
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