ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
しばらくすると、桐島は眠りについた。
薬が効いているせいか、随分穏やかな表情に戻っている。

それに安心しながら、先程の桐島の言葉を思い出し、苦笑した。


…そりゃ、過保護にもなる。俺にとって初めての、大事な、大事な女の子なんだから。
桐島に何かあったらと思うと心配でたまらない。


ベッドの横に座りながら、桐島の寝顔を見つめた。

…俺の気持ちに早く気付いてほしい。先生ではなく、男として意識してほしい。

……早く、俺を好きになれ…。



静かに眠る桐島の熱い頬をゆっくり撫でた。



……もう、待てない……かも。



優しく撫でるうち、焦る気持ちを抑えられなくなった俺は、その柔らかな頬に、そっとキスを落とした。


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