ダイスキ熱愛先生！～溺愛教師の不純!?な個人授業～

2人で迎える朝

結局昨夜は桐島の様子をうかがいながらで、浅い眠りを繰り返していた。

その甲斐あってか、特に何も起こらず、桐島も大人しく眠っていてくれた。




そろそろ夜明けか…。
カーテンから覗く外の様子を見る。
あくびをしながら、キッチンでコーヒーを淹れていると、寝室の扉がガチャと開いた。



｢…桐島？…どうした？大丈夫か？｣

心臓がドキッと鳴る。
昨夜、こっそりキスしてしまったこと……バレてねぇよな…？


桐島は俺が買ってきた服に着替え、キョロキョロと部屋を見つめている。


｢あ…先生…。おはようございます｣


俺を見つけると、少しホッとした様子でこちらに近づいてきた。
昨日より、口調も足どりもしっかりしており、表情もスッキリしている。


おそらくバレてねぇな……。
ホッと肩を撫で下ろした。